JICA青年海外協力隊に興味はあるけれど、
- お給料はもらえるの?
- 自己負担(手出し)はどれくらいある?
- 派遣中に貯金できるって本当?
こんな不安、正直ありますよね。
私自身、協力隊を検討していた頃は
もっちゃん手出しなしで海外移住できるならいいな…
と考えてましたが、
ネットで調べても「お金は足りる」「いや足りない」など情報はバラバラで、
結局リアルな収支がまったく見えてこなかったんです。
そんなモヤモヤを抱えている方は、きっと私だけじゃないはずです。
そこでこの記事では、
JICA海外協力隊の“リアルなお金事情”について、
手出しの有無・支給されるお金・実際に貯金は可能なのかを、具体的に解説します。
この記事を読めば——
- 協力隊で「何に」「いくら」お金がかかるのかが分かる
- 手出しが発生しやすいポイントが事前に把握できる
- 派遣中に貯金できる人・できない人の違いが理解できる
- 応募前にお金の不安を解消できる
といった、応募前に絶対に知っておきたい現実的な情報が手に入ります。



協力隊に行きたい気持ちはあるけど、お金が心配で踏み出せない…
そんな方にこそ、ぜひ読んでほしい内容です。
この記事を読めば、
JICA海外協力隊に参加した場合の“お金の全体像”がクリアになり、安心して判断できるようになります。
後悔しない選択をするために、ぜひ参考にしてください。
応募に関して
補助有|健康診断料|8,250円
応募は無料ですが、健康診断を受ける必要があります。
受診費用は合否に関わらず、5,000円を上限に補助が出ます。
私は8,250円で即日結果を受け取れる病院で受診したため、3,250円は自己負担となりました。
自己負担|語学力を証明するもの|3,667円
応募時に、TOEICやTOEFLなどの語学力を証明する書類を提出しなければなりません。
証明できる書類を持っていない場合は、自宅受験型の資格(GTEC、CASEC)でいつでも取得できるのでおすすめです。
私はCASECを何度か受験しましたが、1回3,667円で、すぐに結果を確認できるのでおすすめです。
合格後から派遣前訓練前まで
実費支給|派遣前健康診断料|8,250円
派遣前健康診断を受ける必要がありますが、診断項目は応募時です。
費用は同じ病院を受診したため、8,250円でした。
後日全額口座振込で戻ってきます。
実費支給|黄熱予防接種料|19,400円
査証発給時や入国時に必要な国、またはFORTHで接種が推奨されている国に派遣される人は、派遣前訓練に入所する前に、黄熱予防接種を受ける必要があります。



黄熱予防接種ができる病院は限られていて、曜日指定や人数制限がある場合もあるため、早めの予約がおすすめです!
私は九州大学グローバル感染症センターで接種して、費用は19,400円でした。
後日全額口座振込で戻ってきます。
訓練所に入所すると集団接種がありますが、こちらは一時的な立替払いもなく無料で接種できます。
グローカルプログラムに参加する場合


実費支給|赴任・帰任旅費
グローカルプログラムの実施場所までの交通費は実費が後日銀行振り込みで戻ってきます。
鉄道の場合は、領収書が不要な代わりに、最も経済的な経路を利用した場合の交通費で支給されます。
JICA手配|宿泊費
JICAが手配するため、費用負担はありません。
私の場合は受け入れ先のスタッフさんのご家庭にホームステイでした。
実習手当|2,550円/日支給
1日あたり2,550円の実習手当が支給されます。
主に食費に充てることになります。
赴任、帰任に係る移動日については実習手当は支給されませんが、日当(850円)を支給されます。
国内手当|40,000円/月支給
無職又は無給休職者で、65歳未満の方には、1カ月あたり40,000円の国内手当(本邦支出対応手当)が支給されます。
国内手当は1か月に満たない場合は日割り計算となります。
派遣前訓練期間から任期満了までの概要
この後それぞれの手当を説明しますが、ざっと概要をどうぞ。


任期を満了した場合の総支給額は約500万円となります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 派遣前訓練期間国内手当 | 40,000円/月✕75日間=100,000円 |
| 移転料(派遣時) | 105,250円 |
| 支度料 | 90,000円 |
| 派遣期間国内手当 | 55,000円/月✕24か月=1,320,000円 |
| 現地生活費 | 752USD/月✕24か月=18,048USD≒2,797,440円 |
| 移転料 | 105,250円 |
| 協力活動完了金 | 480,000円 |
| 合計 | 4,997,940円 |
※1USD=155円で計算
派遣前訓練期間
訓練所では、3食無料で食べることができます。
実費支給|赴任・帰任旅費
訓練所までの交通費は実費が後日銀行振り込みで戻ってきます。
鉄道の場合は、領収書が不要な代わりに、最も経済的な経路を利用した場合の交通費で支給されます。
国内手当|40,000円/月支給
無職又は無給休職者で、65歳未満の方には、1カ月あたり40,000円の国内手当(本邦支出対応手当)が支給されます。
国内手当は1か月に満たない場合は日割り計算となります。
訓練後から派遣まで
派遣国によりますが、訓練後から派遣まで1〜2か月程度の期間が空きます。
この期間は、国内手当の支給はありませんが、仕事をするのは自由です。



使途自由の移転料・支度料が支給されるため、海外生活で必要なものを買い揃えましょう!


移転料|105,250円
赴帰任に伴う住居の移転のための経費として、国ごとに定められた金額(87,500円から123,250円)が支給されます。
エチオピアの場合は、105,250円でした。
3月20日に訓練を終え、4月3日に銀行振込されました。
支度料|90,000円
赴任に伴う諸準備のための経費として、90,000円が支給されます。
移転料と同様に、4月3日に銀行振込されました。
派遣期間
自費|外貨1,500USD
派遣国によって、赴任時に必要な外貨の額が、各国の赴任前留意事項に記載されています。
私が赴任されるときは1,500USD必要と記載されていたため、1,500USD持参しましたが、任国外旅行でしか使いませんでした。
他の国だと、家賃の前払いの立替や、家具を購入するのに必要みたいですが、エチオピアは家具付きの物件に住むので、赴任してすぐにもらえる現地生活費で賄えます。



現地生活費が派遣後すぐにもらえるかも国によって異なるので、赴任前留意事項に記載されている金額は持参するのが安心です!
JICA手配|航空費
国際線の航空券はJICAが手配し、郵送で公用旅券と共に送られてきます。
空港までの交通費は実費支給です。
国内手当|55,000円/月支給
無職又は無給休職者で、65歳未満の方には、1カ月あたり55,000円の国内手当(本邦支出対応手当)が支給されます。
国内手当は1か月に満たない場合は日割り計算となります。
現地生活費|752USD/月支給
国によって定められた現地生活費が、派遣国で開設する銀行口座に四半期(4,7,10,12月)に3ヵ月分が送金されます。
エチオピアの場合は、752USDでした。



私の知る限り、アフリカ諸国の中では、かなり高額な方です!
私の場合は4月に派遣されたので、4・5月分を赴任後すぐにエチオピアブルの現金で支給され、6月分は、口座を開設した後に、USDで振り込みされました。
現地生活費は、食費・光熱費・交通費・通信費・日用品費に充てることになります。
派遣終了後
協力活動完了金|480,000円
派遣期間を満了した人に、20,000円/月×派遣期間(2年の場合:480,000円)が帰国時に一括で支給されます。
移転料|105,250円
赴任時同様に国ごとに定められた金額(87,500円から123,250円)が支給されます。
エチオピアの場合は、105,250円でした。
貯金はできる?
現地生活費はどれくらい生活に使う?



私は7か月半で任期短縮したので、そこまでの記録です。
7か月半で受け取った現地生活費5,614USDの内、628USDが残りました。
こうみると少なく感じますが、任国外旅行で1,620USD使用、エチオピアのホテルに250USD使用したため、これらがなかった場合、7か月半で2,498USD貯まったことになります。



1か月あたり752USDの現地生活費の内、333USD貯金したことになります。
エチオピアは首都以外は渡航禁止だったため、他の国の隊員のように国内旅行ができず、この結果になったと思います。
良いレストランに行けば、一食2,000円くらいしますが、自炊だけであれば1か月15,000円程度で賄えると思います。
2年の任期を満了した場合、単純計算で8,000USD近くが貯金できたことになりますが、その分任国外旅行にも行っていたと思うので、2,000USDほどが手元に残ったのではないかと思います。
特にアフリカは、旅行をしようと思うと、サファリやツアー代など、結構お金がかかります。
国内手当
任期短縮した私の場合、派遣前訓練期間と派遣期間で約51万円ほどの国内手当が支給されました。
私の場合は、直前までフリーランスだったため、町県民税・国民健康保険・年金(派遣後は任意加入)の支払いに充てていました。
詳細な金額は伏せますが、国内手当で貯金ができたとは考えていません。
2年間の任期を満了すれば、2年目は住民税を支払う必要がないため、国内手当を貯金できる方も多いと思います。
お金が不安な人へ
私も元々貯金がなかったので、応募するのには不安がありました。
後日精算が多いため、貯金ゼロの人は厳しいと思いますが、貯金が30万円程度あれば問題ないと思います。



お金が不安で応募することを躊躇うのはもったいないですが、お金が貯まることには期待しないでください!
国によって差があるし、貯金がある方が任国外旅行も楽しめること間違いなしです(笑)









