任国外旅行に行ってきました!
前半では、任国外旅行の制度について、後半では実際に行った場所や気付いたことを紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。
任国外旅行とは?
任国とは、海外協力隊で派遣される国のこと。
任国外旅行とは、任国以外に旅行に行くことです。
正式名称は、「私事目的任国外旅行」といいます。
もちろん自費です!
ルール①旅行日数・回数
任国外旅行の主なルールは以下の通り。
- 1回目の旅行は、任国到着日の翌日から90日経過後から可
- 2回目以降は、前回の旅行終了日から半年経過後
- 年間20日まで(繰越なし)
2年の任期であれば、4回がMAXかなあというところです。
私はおそらく同期隊員の中で最も早い、任国に到着した翌日から起算して92日目から、7日間旅行しました。
1回にまとめて20日間旅行する隊員の方が多い気がします。
ルール②渡航できる国
世界中のどこにでも渡航できるわけではありません…。
以下の3種類に分けられます。
①OECD加盟国
②非OECD加盟国で渡航対象とした国
③派遣された地域の協力隊員派遣国
2025年10月時点での渡航可能な国は以下の通りです。
①OECD加盟国
アイスランド、アイルランド、アメリカ合衆国、イギリス、イスラエル、イタリア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、ギリシャ、コスタリカ、コロンビア、スイス、スウェーデン、 スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、チリ、デ ンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニュージーランド、 ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベ ルギー、ポーランド、ポルトガル、メキシコ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク
②非OECD 加盟国で渡 航対象とした国
アラブ首長国連邦、カザフスタン、カタール、クロアチア、シンガポール、中華人民共和国(香港、マカオを含む)、ブルネイ、モーリシャス、ロシア
③派遣された地域の協力隊員派遣国(アフリカ隊員の場合)
ウガンダ、エジプト、エチオピア、ガーナ、ガボン、カ メルーン、ケニア、ザンビア、ジブチ、ジンバブエ、セ ネガル、セルビア、タンザニア、チュニジア、ナミビア、ベナン、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ、南アフリカ共和国、モザンビーク、モロッコ、ヨルダン、ル ワンダ
ここに記載されている国でも、そのときの治安状況によって、渡航が許可されていない地域もあるので、事前にJICAの安全対策措置を確認する必要があります。
ルール③提出書類
提出書類が結構面倒で、諦めそう..という隊員の声もききます(笑)
みんながんばれ!!!
主に以下の4つを提出します。
旅行開始1.5か月前までに提出
チェックリスト①
旅行先の国、旅行期間を記入、渡航先拠点が求める条件を確認したか?などのチェックリスト
上記承認後、旅行開始1か月前までに提出
チェックリスト②
渡航先の緊急連絡先を確認したか?宿泊先は予約したか?などのチェックリスト
私事目的任国外旅行届
交通手段、宿泊先など、旅行のすべての日程を記入する表
配属先承認レター
配属先に旅行の承認をしてもらったことを証明する用紙
渡航する国によって、さらにメールでの連絡や、安全ブリーフィングを受けたりします。
結構大変でした…。
ウガンダに行ってきた
ウガンダに7日間の旅行に行きました!
なんでウガンダに?
ウガンダに同期隊員の彼がいます。
そうです。二本松イリュージョンです。(笑)
訓練の中盤で交際をスタートして、訓練期間中は毎日会えたのに、急に国をまたぐ遠距離恋愛がはじまりました。
ということで、誰よりも早く!彼のいるウガンダに行きました。
ウガンダとエチオピアの位置関係

エチオピアとウガンダはほぼ隣の国。
エチオピアの首都アディスアベバのボレ国際空港から、ウガンダのエンテベ国際空港まで、直行便で2時間の距離!
ウガンダの旅行ルート
詳細は別記事にしようと思うので観光スポットだけさらっと紹介します。

カスビのブガンダ歴代国王の墓|Kasubi Tombs
首都カンパラにある2001年に世界遺産(文化遺産)に登録されたお墓!

草葺き?の建築が特徴的だった!

ジワ・サイ保護区|Ziwa Rhino Sanctuary
直前まで行くのを迷っていたサイを歩いて探し回るツアー

歩いて探して回って、ちょっとサイに追われるのが楽しい!
マチソン・フォールズ国立公園|Murchison Falls National Park
動物探しのゲームドライブ、ボートで滝の近くまでいくボートクルーズが楽しめる。


滝は上からも下からも見に行けた!


ゲームドライブ中のパイナップル休憩が最高だった(笑)

ウガンダとエチオピアの違い
せっかくなので、ウガンダに旅行して気付いた、エチオピアとの違いを紹介します。
①バイクが多い
真っ先に気付いたことです。
エチオピアでは、バイクはほぼ走ってません。
UberEatsみたいなデリバリーサービスで使っているくらい。
ChatGPTに聞いてみると、アディスアベバではバイクに関して制限があるようです。
一方でウガンダはバイクだらけ!
歩いて移動してると、バイクが横に停まって、「タクシー?」と聞いてきます。
こちらではバイクタクシーも主流で、現地の人はどこにも捕まらずに後ろに乗っていてかっこよかったです。
②地図が読める
タクシーに乗ったときに感じました。
エチオピアでは、タクシーを呼ぶ時、ほぼ必ずドライバーから電話がかかってきてどこにいるか聞かれます。
地図が読めない人もいて、「Could you follow the map?(地図をみてきて)」と言っても、
①英語がわからなくて断られる
②地図が読めないから場所を説明してと言われる
③近くの現地人に代わってと言われる
となることがあります。
その代わりに、口頭で場所を説明するスキルは非常に高いです(笑)。
一方でウガンダでは、Uber(配車アプリ)でタクシーを呼ぶと電話なしできてくれるのでありがたい。
エチオピアでは電話が当たり前すぎて、電話がないときは逆に不安になりますが…(笑)
また、エチオピアのタクシーアプリは配車時に大体の金額の目安が表示されますが、ウガンダのUberは、配車時に金額が確定することにも驚き。
乗車中にお金を用意できるのは良いですね。
③英語が馴染んでいる
こちらもタクシーに乗って気付きました。
エチオピアでは、挨拶は基本的に現地語(アムハラ語です)。
一方でウガンダでは、タクシーに乗るとほぼ必ず「How are you?」って聞いてくれる。
エチオピアでは、10回乗って1回くらいの割合な気がします。
もちろんエチオピアにも流暢に英語を話す人はたくさんいますが、ウガンダの方が割合が圧倒的に高いと感じました。
外観の近代化はエチオピアの方が進んでいる
ウガンダの一部しか見れていませんが、街並みは、エチオピアの方が綺麗だと感じました。
特にエチオピアでは道路整備が進んでいて、メイン道路では大きな歩道もあります。
ただ、ショッピングモールに行って気付いたのが、ウガンダは輸入品も多く品揃えが良い。
世界的な店舗は、エチオピアだとアディダスくらいしか見たことないのですが、ウガンダにはケンタッキーもありました。
任国外旅行のメリット
JICA海外協力隊の特典でもある任国外旅行のメリットを紹介します。
海外をお得に旅できる
日本からアフリカやヨーロッパに行くより、飛行機代を抑えられる!
また、隊員の任地に遊びに行く場合は、隊員の家に泊めてもらうことができるので、宿代を大幅に削減できます!
今回の私の場合は、彼の家が水シャワーなので、全泊ホテルに泊まりました。
ウガンダ隊員はほとんどが水シャワーらしいので、大変だなあと思います…
同期に再会できる
私も今回の旅行で同期に2人会いました!
訓練所を出てから4か月程度なので、「めっちゃ久しぶり!」という感じではなかったけど、みんなの活動状況を直接会って聞けるのは良いですね。
他の国の先輩や後輩隊員とのつながりも増えると思います。(私は人見知りを発揮しました)
自分の任国と比較ができる
特にアフリカに来たことがある人はレアだと思うので、基本は任国が初アフリカになる。
文化の違いを感じても、「これはアフリカだから?」「この国だから?」と思っていたことが少し解消されます。
私はウガンダに行って、エチオピア好きだなあと思えました!
さいごに
任国外旅行について紹介しました。
これを目的にJICA海外協力隊に応募するのもアリだと思います!
実際、任国が初海外の隊員もいますが、急に世界を身近に感じられると思います。
任国外旅行でさらに、「もっと色んな国がみたい!」と思えたので本当に行ってよかったです。


