4月28日(月)
街歩きで喉をやられる
24日に20分ほどの街歩きで水を飲まずに歩いてたら、翌日に見事に喉をやられた。
標高が高いので、基本息がしにくいし、空気が悪いので水必須。
エチオピアの持ち物リストに「のど飴」と書いてあったから、大量に龍角散を持参していた。
龍角散舐めながら1日過ごしたけど、夜発熱。
日本にいても扁桃腺すぐやられるタイプ(泣)
すぐに39℃まで発熱。
HA(健康管理員)さんに相談して解熱剤服用するも、なかなか下がらず。
結局土日はホテル待機して、月曜日に病院を受診することになった。
キャッシュレス・メディカルサービス
協力隊員は、事前に申請すれば、「キャッシュレス・メディカルサービス」を利用できる。
受診する前に、受付窓口に電話をかけると、支払保証書が送られてきて、それを病院に持参すれば、自己負担なしで受診できる仕組み。
歯科は自己負担3割だけど、それ以外は全部保険でカバーしてくれる。
なので、急なときに、キャッシュレス・メディカルサービスの手続きが間に合わなくても、後から申請すれば、日本の口座に振り込んでくれるらしい。
ADDIS ABABA SILK ROAD GENERAL HOSPITAL
JICA御用達の病院。
中国系の病院で、最上階のレストランでは中華料理が食べれるらしい。
医師も外国人を見慣れているらしく、欧米系の医師もいた。
私が描いていた途上国の病院のイメージとはかけ離れていて、普通に綺麗で設備も整ってる。
受付
まずは1階で受付。
氏名・生年月日・電話番号を記入。
支払いの紙をもらう。
前払い①
基本的にすべて前払い。
次のステップの支払いをするため、支払いの窓口へ。
私はキャッシュレス・メディカルサービス適用だったので、支払い保証書を提出。
問診・血圧・体重測定
支払った証明書をもって、簡易的な衝立で区切られたスペースへ。
医師なのか看護師なのか分からないけど男性のスタッフに、「どんな調子?」ってきかれて、「High fever(高熱)」ってHAさんが答えてくれた。
「No cough(咳はない)?」って聞かれたときは、理解できて「No」って答えれた。
血圧と体重も測定して、内科に行くように言われる。
前払い②
次は内科を受診するための支払い。
内科受診
30分くらい待って受診できた。
ロシア系の医師で、英語で話しかけてくれるけど、なんて言ってるか全くわからない。
結構ショックだった(笑)
HAさんが全部喋ってくれた。
喉見てもらったら慢性的な腫れがあるとのこと。
血液検査と検尿・検便をして、とのことで、検査するところに移動。
血液検査・検尿・検便
血液を吸い取られて、検便と検尿のカップをもらう。
HAさんに、「トイレにカップを置く場所がありますか」って聞いたら、「そこよ」って普通にみんなが見える場所(笑)
日本の病院ってうまく設計されてるんだなと感心(笑)
検便はカップの中にスプーンがついてる。
便器の中にトイレットペッパー敷いて、それをすくいなさい、とのこと。
終わったら手で隠しながら、提出場所まで。
検査結果待ち
2時間後くらいに検査結果出るからそれまで待って、と言われ、HAさんと一緒に屋上の食堂へ。
景色は良いから、ただ水飲みながら待機。
一番しんどいときに来てたら、この待ち時間が地獄。
検査結果を聞く
1時間くらい待ったところで、内科に戻って医師から検査結果を聞く。
検査結果の用紙を受け取る。
「水たくさん飲んで、フルーツはバナナ以外禁止、フルーツジュースも必要ない」とたくさんアドバイスくれて良い医師だなと思った!
薬の処方箋をもらって移動。
薬局
病院の1階にある薬局で薬をもらった。
日本みたいにお薬手帳みたいなのはないけど、紙にいつ飲むか書いてくれてた。
写真撮りそこねたけど、抗生剤とトローチみたいなのど飴と、解熱剤を処方された。

全部で2時間半くらいかかるので、病院を受診する体力は必要。
初の海外病院受診で感じたこと
私は首都だからいつでもHAさんに面倒みてもらえるけど、地方隊員って大変だなと思った。
病院に行っても自分の症状を自分で伝えないといけないし、医師の言葉も聞き取らないといけない。
まあ翻訳使っても良いと思うけど。(笑)
あとは、自己負担がないところが本当に安心。
今後も熱出たらすぐに病院に行こうと思う。(笑)
その後、抗生剤を飲んだら元気になりました。