DAY014|人生初!海外の病院受診

4月28日(月)

街歩きで喉をやられる

24日に20分ほどの街歩きで水を飲まずに歩いてたら、翌日に見事に喉をやられた。

標高が高いので、基本息がしにくいし、空気が悪いので水必須。

エチオピアの持ち物リストに「のど飴」と書いてあったから、大量に龍角散を持参していた。

龍角散舐めながら1日過ごしたけど、夜発熱。

日本にいても扁桃腺すぐやられるタイプ(泣)

すぐに39℃まで発熱。

HA(健康管理員)さんに相談して解熱剤服用するも、なかなか下がらず。

結局土日はホテル待機して、月曜日に病院を受診することになった。

キャッシュレス・メディカルサービス

協力隊員は、事前に申請すれば、「キャッシュレス・メディカルサービス」を利用できる。

受診する前に、受付窓口に電話をかけると、支払保証書が送られてきて、それを病院に持参すれば、自己負担なしで受診できる仕組み。

歯科は自己負担3割だけど、それ以外は全部保険でカバーしてくれる。

なので、急なときに、キャッシュレス・メディカルサービスの手続きが間に合わなくても、後から申請すれば、日本の口座に振り込んでくれるらしい。

ADDIS ABABA SILK ROAD GENERAL HOSPITAL

JICA御用達の病院。

中国系の病院で、最上階のレストランでは中華料理が食べれるらしい。

医師も外国人を見慣れているらしく、欧米系の医師もいた。

私が描いていた途上国の病院のイメージとはかけ離れていて、普通に綺麗で設備も整ってる。

受付

まずは1階で受付。

氏名・生年月日・電話番号を記入。

支払いの紙をもらう。

前払い①

基本的にすべて前払い。

次のステップの支払いをするため、支払いの窓口へ。

私はキャッシュレス・メディカルサービス適用だったので、支払い保証書を提出。

問診・血圧・体重測定

支払った証明書をもって、簡易的な衝立で区切られたスペースへ。

医師なのか看護師なのか分からないけど男性のスタッフに、「どんな調子?」ってきかれて、「High fever(高熱)」ってHAさんが答えてくれた。

「No cough(咳はない)?」って聞かれたときは、理解できて「No」って答えれた。

血圧と体重も測定して、内科に行くように言われる。

前払い②

次は内科を受診するための支払い。

内科受診

30分くらい待って受診できた。

ロシア系の医師で、英語で話しかけてくれるけど、なんて言ってるか全くわからない。

結構ショックだった(笑)

HAさんが全部喋ってくれた。

喉見てもらったら慢性的な腫れがあるとのこと。

血液検査と検尿・検便をして、とのことで、検査するところに移動。

血液検査・検尿・検便

血液を吸い取られて、検便と検尿のカップをもらう。

HAさんに、「トイレにカップを置く場所がありますか」って聞いたら、「そこよ」って普通にみんなが見える場所(笑)

日本の病院ってうまく設計されてるんだなと感心(笑)

検便はカップの中にスプーンがついてる。

便器の中にトイレットペッパー敷いて、それをすくいなさい、とのこと。

終わったら手で隠しながら、提出場所まで。

検査結果待ち

2時間後くらいに検査結果出るからそれまで待って、と言われ、HAさんと一緒に屋上の食堂へ。

景色は良いから、ただ水飲みながら待機。

一番しんどいときに来てたら、この待ち時間が地獄。

検査結果を聞く

1時間くらい待ったところで、内科に戻って医師から検査結果を聞く。

検査結果の用紙を受け取る。

「水たくさん飲んで、フルーツはバナナ以外禁止、フルーツジュースも必要ない」とたくさんアドバイスくれて良い医師だなと思った!

薬の処方箋をもらって移動。

薬局

病院の1階にある薬局で薬をもらった。

日本みたいにお薬手帳みたいなのはないけど、紙にいつ飲むか書いてくれてた。

写真撮りそこねたけど、抗生剤とトローチみたいなのど飴と、解熱剤を処方された。

全部で2時間半くらいかかるので、病院を受診する体力は必要。

初の海外病院受診で感じたこと

私は首都だからいつでもHAさんに面倒みてもらえるけど、地方隊員って大変だなと思った。

病院に行っても自分の症状を自分で伝えないといけないし、医師の言葉も聞き取らないといけない。

まあ翻訳使っても良いと思うけど。(笑)

あとは、自己負担がないところが本当に安心。

今後も熱出たらすぐに病院に行こうと思う。(笑)

その後、抗生剤を飲んだら元気になりました。

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