4月16日、エチオピアの首都アディスアベバに到着
エチオピア隊員の現状
アディスアベバから出れない
事前情報としてエチオピア隊員の現状について。
エチオピアは安全上の理由で現在は首都にしか隊員がいない。
私の同期2024年度3次隊の3人を含め、18人の隊員がいる。
首都アディスアベバは527k㎡、東京23区(622k㎡)よりやや小さいくらい。
端から端まで車で1時間くらいの大きさ。
アディスアベバ市外は武装勢力と治安部隊の衝突などで治安状況が悪く、任国内旅行はできない。
業務渡航であれば一部の地域には行ける。
そして残念ながら他の国の隊員は、アディスアベバでさえも訪れることができない。
アディスアベバのボレ国際空港は、アフリカのハブ空港のため、同期も「エチオピア遊びに行くね!」と言ってくれていたのに非常に残念…。
JICA関係でなければ来れるとのことなので、慣れた頃に家族が遊びに来てくれるといいな。
世界遺産がアフリカで一番多い国
エチオピアはアフリカで一番世界遺産が多く、12件ある。(2番目は南アフリカで10件)
アディスアベバ市内にある世界遺産はないため、残念ながら1件も訪れることができない。
治安が良くなることを願うばかり。
空港からホテルまで
アディスアベバの第一印象
空港から出てすぐ、日差しの強さと空気の薄さを感じた。
アディスアベバの標高は2,355m、富士山の五合目と同じくらいらしい。
高山病の心配をしてたけど、それは全く心配がないくらいの空気の薄さ。
最初はよく眠れないかも、と言われた。
想像以上に綺麗なホテル
空港を出てそのままホテルへ直行。
先輩隊員が荷物搬入を手伝ってくれたが、先輩隊員が利用していたホテルとは異なるホテルで、全然こっちの方が良い!と言われた。
後に先輩隊員が宿泊していたホテルの金額を調べたけど、2倍くらいの価格差があった(笑)
さすがにここに1ヶ月滞在するので、ホテル名は後に公開することにする。
GoogleMapで調べたところによると1泊7,000ブル(8,000円)くらい。
現地の人の月給は8,000ブルくらいらしいので、かなり高級ホテルだと思う。
元々同期4人だったので、ツインルーム2つの予定だったけど、3人に変更になったので、ツインルームとシングルルームに。
同期2人がどっちでもいいっていうから、シングルルームを勝ち取った(笑)



水回りは結構困惑する。
まず、トイレットペッパー流せるのか。
VCさん曰く、ゴミ箱があればゴミ箱に捨てた方がいい、とのことだが、ここのホテルは流せるらしい(後にスタッフに聞いた)。
あとはお湯問題。
最初お湯が出なくて、同期の部屋に行ったり。(温度調節して今は適温で出る)
ここに来て気付いたけどお湯でシャワーを浴びれることは私にとって重要らしい。
地方の配属だとやっていけなかったかも!
語学訓練後に住む予定の住居もお湯は出るらしいので安心。
先輩隊員との食事
エチオピアでの初の食事はイエメン料理
先輩隊員9人と食事会。
首都にしか隊員がいないからこそ、これだけの先輩隊員と集まれるのは良いところではある。
「Sanaa」というイエメン料理店。
先輩隊員が頼んでくれたので何という料理名かわからない…(笑)
私は辛いものが完全にダメなので、食べれるものは限られるけど、写真中央のチャーハンみたいなのは美味しかった!

飲み物はファンタを注文。何味か忘れたけど美味しかった!
また今度いったときにちゃんとメニューを覚えたい。
アディスアベバ市内だけで過ごす2年間
先輩隊員に「エチオピア隊員は1年間のうち20日の任国外旅行を除いた345日をアディスアベバで暮らすのはしんどい」と言われて、「確かに」と思った。
幼稚園や小学校に配属される人は長期休暇があるらしいけど、職業訓練校はないらしい。
休みの日に何をやるかは今後の課題。
とりあえずブログを書き始めたけど、配属先での活動に慣れたら書くこともなくなるかな。
中小企業診断士とファイナンシャルプランナーの資格の勉強はしたいけど、それよりもエチオピアのために何かできることがあればいいな。