こんにちは、福岡在住ふみです。
今回は2023年秋募集で応募し、見事合格した私の応募書類を公開します。
私も応募するとき、沢山の人の記事を見漁って研究していました。
これから応募される、みなさんのお力になれれば幸いです。
Q1-(1).ボランティア活動の意義、目的について、ご自身の考えを記述してください。
(100文字以上260文字以下)
ボランティア活動の意義や目的は、社会格差の解消と同時に、活動者自身の成長にあると考える。
私は小学生の頃からPC操作が得意で、友人に操作方法を教えることが多々あった。それはボランティア活動とも言える経験だったが、人にわかりやすく伝えるためには自分自身もよく勉強して工 夫する必要があり、この経験を通して私も成長することができた。 私は、自分のスキルを日常生活の枠を超えて発揮することは、人の役に立つだけでなく自分自身の 成長にもつながると考える。それが双方の相乗効果になると考え、ボランティア活動への参加を希 望する。
Q1-(2).JICA海外協力隊に参加する動機、抱負について記述してください。
(100文字以上260文字以下)
私は幼少期から、日本を飛び出して世界で活躍したいという漠然とした思いがあり、小学生の頃に
海外協力隊の存在を初めて知った際も強く興味を持った。
今年の夏に募集案内を見たことで当時の想いが再燃し、社会人の経験を積んだ今なら、自分のスキルによって途上国の人々に貢献できるかもしれないと考えるようになった。
これまで、私自身が学力や学歴で将来の選択肢を諦めることもあった。だからこそ、途上国の人々に実践的なスキルを伝えることで彼らの人生の可能性を広げ、将来に希望を持ってほしいと考え、海外協力隊への参加を志望する。
Q2.希望職種に対するご自身の経験や強みを具体的に挙げ、どのような要請に対して貢献できると思うか、記載してください。
(100文字以上260文字以下)
(1)第一希望職種:PCインストラクター
私は、Ms Officeを主体とするPC操作を教えたいと考えている。
相手のレベルを考慮することが得意であるため、前職で部下にMs Officeの使い方を教えた際も彼らの操作レベルに応じて基本から 応用まで柔軟に指導した。さらに、要請期間満了後に指導者がいなくても困らないように操作方法 のマニュアル等を作成したいと考えている。 私自身が動画編集やブログ開設等のスキルを独学で身につけた経験があるため、途上国の人々がや りたいことが私にとって未経験の分野であっても、積極的に勉強をすることで要請先の思いを叶え たいと考えている。
(2)第二希望職種:建築
実践的な製図や建築学を教えることができる。特に、CAD操作のショートカットの活用による効率的な操作を指導したい。
私は、前職の施工管理業務において図面と現物の比較を繰り返すことで、 図面のみでも線が持つ意味を理解できるようになった。しかし学生時代の座学の授業では施工方法 をイメージすることに苦戦したため、様々な書籍や動画を活用して図面の意味がわかりやすく伝わ るように工夫したい。さらに、基本から1つずつ説明することやマニュアル化も得意なため、要請 期間満了後に自分たちだけで活用できるように、教材作成にも力を入れたい。
Q3.JICA海外協力隊に参加される際に想定されるご自身の弱点を記述してください。
(300文字以下)
私の弱点は、「やりたいことが増えて優先順位がつけられなくなる」ことである。
自分の好奇心によってやることを次々と増やしてしまい、その結果何から手をつければよいのか整理できなくなることがある。特に、他者のためになる活動であるほど何でも手をつけてしまう。私が途上国での活動を通して現地の人々が抱える課題に直面したとき、それらの全てを自分で解決したいと考えるだろう。しかし、自分なりの評価軸を持ち、必要であれば他者の協力も得ながら課題の優先順位をつけることで、一つ一つを順を追って解決していくことを心がけたいと考えている。
Q4.実際に派遣された場合、どのようなボランティア活動を行うのか、活動内容、日常生活を含めて具体的に記述してください。
(400文字以下)
日本の教育現場とは異なり、パソコンが一人一台あるという状況は想定しにくいため、如何なる状況においても実践的に学べるような工夫をしたい。
例えば、紙で作成したキーボードでタイピングの練習をしたり、パソコン操作に関するクイズをゲーム感覚で出題したりすることができる。また、現地の人が異文化体験によって新たな価値観を知ることができるように、日本の学生とのオンライン交流などの企画も積極的に行いたい。
日常生活においては、伝統衣装の着用や宗教活動への参加を通して積極的に現地の人々との交流をとることで、現地への理解が進み、途上国の人々の価値観に沿ったボランティア活動ができると考える。
また、私が海外協力隊に応募するときに隊員の世界日記が非常に参考になったため、私が派遣された場合も日記を積極的に更新し、途上国の魅力を伝え、協力隊への応募を検討している人への後押しとなるようにしたい。
Q5.帰国後、協力隊参加経験をどのように活かしたいか、記述してください。
(300文字以下)
私は協力隊参加によって、どんな環境においても臨機応変に行動する力、言語の壁を越えてコミュニケーションをとる力が身についていると考える。
協力隊参加終了後も住む場所を選ばず世界で活躍したいと考えているため、商業デザイナーとなり、柔軟性やコミュニケーション能力を生かしながら世界中の文化を体感し、人生を充実させていきたい。
また、勉強を教えることが得意なので勉強が苦手な日本の子どもたちに教え、それと同時に自分のこれまでの経験を伝えることで、色々な仕事や人生の選び方があることを知ってもらい、価値観にとらわれない生き方を伝えられる人間になりたいと思う。
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具体的には、こんなやりとりがありました。
出品者さん:小学生の頃の漠然とした思いというのが一番重要なところですので、具体化する必要があります。なぜ漠然と参加したいと思ったのでしょうか?
私:幼少期から何にでも興味が湧く性格だったので、特別な思いなどはなかったのですが、いつかは日本を飛び出して活躍したいという思いがあったと思います。 今は、日本という恵まれた環境で育ってきましたが、その環境を当たり前と思わず、もっと世界の状況を知りたい・体感したいという思いがあります。また、途上国で自分のスキルを活かせるのであれば、そうしたいと思っています。
書類選考も通過できない方が多数いる中、無事に通過できたのはこの方のおかげだと思っています。
最後に
私もまだ飛び立っていませんが、皆さんが合格することを願っています!
応募から合格までの道のりは、こちらの記事からご覧ください。
一緒に頑張りましょう!